忍者ブログ

弁護士日記と不動産

弁護士歴40年超の弁護士が、日々の出来事、相撲、猫写真や不動産問題を語ります。

2020/07    06« 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31  »08
家賃滞納・建物明渡の相談は、不動産案件取扱件数トップレベルの森法律事務所へ
http://www.mori-law-office.com/fudousan/index.html
03-3553-5916
賃貸、売買、そのほか不動産に関するご相談を承っております。中小企業法務、著作権の相談も承っております。不動産業者さん、中小企業のオーナーさん、クリエイターの方、何時でもお電話ください。

弁護士会館地下のブックセンターでは、毎月、売り上げランキングを発表しています。おかげさまで、8月も、幣著「弁護士のための遺産相続実務のポイント」は7位にランクインされました。4位からダウンしたとはいえ、6月、7月に続いてベストテン入りです。
毎月、多数の専門書が出版されるなかで、ベストテン入りする書籍は、わずかだし、ましてや3か月連続してベストテン入りというのは、あまりある例ではありません。
内容に自信があったとはいえ、まさか、ここまで弁護士の先生方に売れるとは想像つきませんでした。

このブックセンターに並んでいる書籍を見ると、弁護士の関心ごとの変遷がわかります。
この本屋さん、企業法務・倒産・民事・家事・刑事・行政・労働等と各分野別にスペースをもうけ、書籍が置かれているのですが、この各分野のスペースが、年代でかわっていくのです。
10年ほど前、知財ブームといわれたときは、知財関係の本がぎっしりと並び、大幅なスペースを占めていましたが、今は、わずかなスペースになりました。消費者法分野の書籍スペースも、サラ金問題が盛んだったころに比べて,かなり小さくなりました。
一方、家事は、以前は、書籍の右側奥の一角の小さなスペースをひっそりとしめていただけなんですが、今は、他分野の2~3倍のスペースとなり、圧倒的な存在感があります。
しかし、よく見ると、その内容が偏っています。一番目立つスペースには相続関係の本がおかれ、これが、圧倒的なスペースです。次は、離婚のうち財産分与関係です。つまり、目立つ位置に並んでいる書籍は、家事事件のうち金銭がらみの書籍です。
あとは、本棚の上の、目立たないスペースに書籍が並んでいて、今、一番ホットな、しかし、弁護士報酬には直結しない「子供の奪い合い問題」は、この目立たないスペースに置かれています。
弊所の「弁護士のための遺産相続実務のポイント」は、入口ちかくの一番目立つ場所におかれているほか、家事分野のコーナーでも、目立つ場所に平積みされています。
財産分与を扱った「2分の1ルールだけでは解決できない財産分与処理事例集」は、平積みではありませんが、目立つ位置に置かれています。
一方、「子の利益だけでは解決できない親権・監護権・面会交流事例集」は、本棚の上の、あまり目立たない箇所におかれています。家事事件を「心の問題」ととらえる力作「心の問題と家庭の法律相談」は、さらに目立たない位置に置かれていました。
「経営」と言う視点から見ると、確かに、この「子供の奪い合い問題」を扱うのは、かなり厳しいものがあり、弁護士報酬としてみた場合、ほとんどペイしません。というか、要する時間を考えると持ちだしになる場合が少なくありません。過払い金やB型肝炎等で利潤を徹底的に追求する一部の事務所や、逆に損益分岐点ぎりぎりの経営をしている事務所は、受任しないと思います。
一部に、「子供の奪い合い問題」母親側に付く弁護士を「連れ去りビジネス」と批判する父親がいますが、それは、弁護士業務の実態を知らないから。この手の事件を受任することは、事務所経営に、かなりの負担となります。それでも、受任するのは、弁護士の公共的使命からです。

ブックセンターに並んでいる書籍をながめていると、なんとなく、弁護士さんの関心が見えてくるようです。


森・森元による森法律事務所の書籍のご案内
「図解で早わかり 借地借家 法」
森公任 監修
http://www.sanshusha.co.jp/np/details.do?goods_id=3945
図解で早わかり最新版 借地借家法
三修社  定価: 1,890円(本体:1,800円+税)
「賃貸借契約を締結すると、貸主と借主は長期間にわたってつき合うことになります。
長期の契約の間に貸主と借主との間でトラブルが生じてしまう可能性は決して低くありません。
本書は、借りる側、貸す側のどちらの立場からも必要となる借地借家法の基本事項を中心に解説しています。
賃貸借契約においてしばしばトラブルになりやすい、敷金・賃料・必要費・有益費といった金銭がらみの問題は、図表を使いながらわかりやすく説明しました。

森・森元による「すぐに役立つ 改正対応 著作権・コンテンツビジネスの法律とトラブル解決マニュアル」
https://www.sanshusha.co.jp/np/isbn/9784384047981/

改正対応 著作権・コンテンツビジネスの法律とトラブル解決マニュアル (すぐに役立つ)

WEB、出版、広告、映像、音楽、美術など


「暮らし」と「ビジネス」に関わる疑問や法律問題がわかる!


2018年の著作権法改正(2019年1月施行)、TPP関連法に対応。


 ●著作物にあたるのかどうかの判断基準がわかる


●著作権の帰属や管理、契約書の作成など法律知識も網羅


●著作権侵害行為の類型や対抗法、送信防止措置、発信者情報開示請求がわかる


●TPP11発効後の著作権法改正についてもフォロー



森・森元による「入門図解 最新 中小企業のための会社法務の法律常識と実務ポイント (事業者必携)」
http://www.sanshusha.co.jp/np/details.do?goods_id=4438
入門図解 最新 中小企業のための会社法務の法律常識と実務ポイント (事業者必携)
[不動産・建築向け書籍]

「重要用語&図解 民法改正で変わる!最新 契約実務 基本法律用語辞典」
森公任 ・ 森元みのり共同 監修
http://www.sanshusha.co.jp/np/details.do?goods_id=4413

 「債務不履行」「解除」などの基本事項から「売買」「賃貸借」まで。


ビジネスや日常生活などで関わる各種契約と関連法律を網羅。


 取引の全体像と実務上重要な法律用語が短時間でわかる。


 本書の特徴


 【第1部】見開き構成で契約実務の基本事項46項目を平易に解説。


 【第2部】これだけは知っておきたい!実務上重要な570用語を厳選収録。」




「図解 最新 不動産契約 基本法律用語辞典 」
http://www.sanshusha.co.jp/np/details.do?goods_id=4240
森公任 ・ 森元みのり共同 監修
定価: 1,944円(本体:1,800円+税)
発行日: 2016/02/10。
「重要解説+用語辞典の2つの機能を1冊に集約
売買から賃貸、相続・登記、税金まで
「難しい」「複雑」「なじみにくい」
取引の全体像と実務上重要な法律用語が短時間でわかる!
●本書の特徴
【第1部】:見開き構成で不動産をめぐる法律の基本事項46項目を平易に解説。
【第2部】:これだけは知っておきたい!実務上重要な800用語を厳選収録。
●本書で取り扱うおもな分野
売買/借地/借家/道路・境界/建築工事をめぐる法律/マンション管理/不動産登記/担保/競売/任意売却/不動産の税金 など重要解説+用語辞典の2つの機能を1冊に集約しました。」
是非、ご購入ください!

「 重要事項&用語 図解 トラブル解決に役立つ
最新 民事訴訟・執行・保全 基本法律用語辞典 」
森公任 ・森元みのり 監修
http://www.sanshusha.co.jp/np/details.do?goods_id=4313
三修社
「難しい」「なじみにくい」「わかりにくい」
不動産・建築訴訟に勝ち、権利を勝ち取るために必要な法律や制度の全体像と知っておきたい法律用語が短時間でわかる!紛争解決に必携の書!
PR
家賃滞納・建物明渡・欠陥住宅の相談は、不動産案件取扱件数トップレベルの森法律事務所へ
http://www.mori-law-office.com/fudousan/index.html
03-3553-5916
賃貸、売買、欠陥住宅、そのほか不動産に関するご相談を承っております。何時でもお電話ください。

遺産分割事件や不動産事件を扱っていると、「相手方の弁護士の依頼者は、依頼者以外なのではないか」と疑うことが、ときおりある。

この前の経験だが、遺産分割調停事件で、成立が大詰めになり、最終的に換価して売買代金を折半することになった。
問題は、誰が、どのような方法で換価するかだが、常識的には、一定期間を定め、①当事者双方が共同で一つの仲介業者に「専任」で仲介を依頼するか、②当事者双方が、格別に仲介業者に「一般」で仲介を依頼して、その期間内でそれなりの値段をつけた買い手に売買するという方法をとる。

問題は、その仲介業者を誰にするかで、相手の弁護士は、なぜか、絶対に「うちの仲介業者Aでなければならない。この点の譲歩はできない」と言い張る。当然、「なんでその仲介業者でなければならないのか」と質問をするが、「依頼者が、A以外は信用できないと言い張っている」。

こっちは、その時点で、「ははあ、この弁護士、そのAから仕事をもらっているんだな」と感づいたので、「代償金を○〇円で支払ってもらうなら、そちらが取得してかまわない。その上で、そちらが売買すればいいではないか」と提案した。○〇円は、やや高めの代償金である。

もしその弁護士が依頼者の利益を第一に考えているなら、即拒否する金額だが、予想したとおり、その弁護士は、この話に喰いついてきた。その物件は、23区山の手地区の、かなり広めの物件で、業者Aとしては、いくつかに分筆したうえで、ここに複数の建売住宅を建てようと目論んでおり、その目論みのもとに相手の弁護士に、この事件を紹介したのだ。相手の弁護士も、この点は、認識しており、今後も、事件を紹介してもらうため、Aが、この物件を処理できるようにする必要があったのだ。

しかも、その弁護士は、「依頼者の確認をとりたい」と言い出し、目の前で携帯で「依頼者」に電話をかけはじめた。「あ、社長、いつもお世話になっております!いや、今、これこれ、こうで、これだけのお金を支払ってもらえれば、全部こっちに渡す、あとはそっちで売るなり、貸すなり、勝手にしてくれと言ってるんですが、どうでしょうか?」
ちなみに、相手の弁護士の依頼者は、85歳の年金暮らしの女性のはずである。
その弁護士は、「社長」という「依頼者」と数分電話でやりとりしたのち、「依頼者は、それでかまわないそうです」と言い、その場で、和解を成立させた。

また、最近の話では、2000万円程度のマンションを共同売却することになったが、相手の弁護士は、なぜか入札制度を利用したいといい「この点は、絶対に譲歩できない」と言い張る。最低売却価格は1200万円に設定するとも言い張る。
しかし、入札型売買となれば、転売目的の業者しか参入しない。当然、相場価格よりは、かなり低い金額になる。
当方が、「エンドユーザーが買い付け証明をだし入札に参加するなんてありえないだろう、仮にエンドユーザーが買付証明をだすとしても、ローン条項なんかどうするんだ」と疑問をていしても、「入札制度は絶対に譲れない」と譲歩しない。また、「こちらの依頼予定の業者はAで、Aも、その方法が妥当だと言っている」といっている。
2000万円程度の物件で、入札型の業者買取りなど、ありえない話である。こちらの業者に確認しても、「はあ?」というだけ。
この弁護士の真の依頼者は誰なのか、当然疑問に思うだろう。

不動産屋を通じて弁護士を紹介してもらう場合、不動産業者が、自分の事業のために弁護士を紹介する場合がある。また、弁護士のほうも、その不動産業者の利益だけを考えて動く場合がある。弁護士としては、経営の観点から考えると、一回きりのアナタよりも、今後も事件を紹介してもらえる業者の方が大切だからだ。
もちろん、そういう弁護士はほんの一部だが、そういうケースもあることは認識しておいたほうがいい。


にほんブログ村 その他生活ブログ 不動産投資へ
にほんブログ村


[新刊のご案内]
「図解 最新 不動産契約 基本法律用語辞典 」
http://www.sanshusha.co.jp/np/details.do?goods_id=4240
森公任 ・ 森元みのり共同 監修で三修社から出版しました。
定価: 1,944円(本体:1,800円+税)
発行日: 2016/02/10。
「重要解説+用語辞典の2つの機能を1冊に集約
売買から賃貸、相続・登記、税金まで
「難しい」「複雑」「なじみにくい」
取引の全体像と実務上重要な法律用語が短時間でわかる!
●本書の特徴
【第1部】:見開き構成で不動産をめぐる法律の基本事項46項目を平易に解説。
【第2部】:これだけは知っておきたい!実務上重要な800用語を厳選収録。
●本書で取り扱うおもな分野
売買/借地/借家/道路・境界/建築工事をめぐる法律/マンション管理/不動産登記/担保/競売/任意売却/不動産の税金 など重要解説+用語辞典の2つの機能を1冊に集約しました。」
是非、ご購入ください!

以下の本もすでに出版しています。
「図解で早わかり 借地借家 法」
森公任 監修
http://www.sanshusha.co.jp/np/details.do?goods_id=3945
三修社  定価: 1,890円(本体:1,800円+税)
「賃貸借契約を締結すると、貸主と借主は長期間にわたってつき合うことになります。
長期の契約の間に貸主と借主との間でトラブルが生じてしまう可能性は決して低くありません。
本書は、借りる側、貸す側のどちらの立場からも必要となる借地借家法の基本事項を中心に解説しています。
賃貸借契約においてしばしばトラブルになりやすい、敷金・賃料・必要費・有益費といった金銭がらみの問題は、図表を使いながらわかりやすく説明しました。



[専門家向け書籍]
「簡易算定表だけでは解決できない養育費・婚姻費用算定事例集」
新日本法規出版株式会社
編著/森公任(弁護士)、森元みのり(弁護士)
https://www.sn-hoki.co.jp/shop/product/book/detail_50910.html
■価格(税込):3,780円
平成27年9月発売
「★適切な養育費・婚姻費用を算定するために!
◆「養育費・婚姻費用算定表」を単純に適用できない、さまざまな事情を抱えた事例を取り上げ、増額や減額の要因となる事情別に分類しています。
◆各事例では、算定上の「POINT」を示した上で、裁判所の判断やその考え方についてわかりやすく解説しています。
◆家事事件に精通した弁護士が、豊富な経験を踏まえて執筆しています。 」
(おかげさまで爆発的に売れています。発売10日で増刷決定です)

[一般向け書籍]
1.夫婦親子関係
「カラー版 一番よくわかる 離婚の準備・手続き・生活設計」
共同著編者 森 公任・森元 みのり
2015年07月 発売
http://www.seitosha.co.jp/2_3950.html
販売価格 1,404円
離婚に悩むあなたの「知りたい」に応える決定版!!
「離婚という難題に直面している方の一歩を踏み出す道しるべになる本書は、離婚が認められる理由から、離婚までの準備、お金や子供についての考え方、離婚に関わるさまざまな手続きまで、離婚前後のあらゆるステージを網羅し、図解&イラストでわかりやすく解説しています! 」
(発売から現在まで、Amazon・家庭法部門でナンバー1のベストセラーになっています。)


2.遺産相続関係
「図解 相続・贈与・財産管理の法律と税金がわかる事典」
森 公任・森元 みのり 共同監修
2015年05月 発売
定価: 1,944円(本体:1,800円+税)
http://www.sanshusha.co.jp/np/details.do?goods_id=4172
「最新 図解で早わかり
改正対応! 相続・贈与の法律と税金」
森公任 ・ 森元みのり 共同監修
http://www.sanshusha.co.jp/np/details.do?goods_id=3992
3.倒産法関係
「最新 図解で早わかり 倒産法のしくみ」
森公任 ・ 森元みのり共同 監修
http://www.sanshusha.co.jp/np/details.do?goods_id=4054
(大学の倒産法授業でもテキストとして利用されているべストセラーです)
家賃滞納・建物明渡・欠陥住宅の相談は、不動産案件取扱件数トップレベルの森法律事務所へ
http://www.mori-law-office.com/fudousan/index.html
03-3553-5916
賃貸、売買、欠陥住宅、そのほか不動産に関するご相談を承っております。何時でもお電話ください

弁護士にとって営業的にうまみのある事件というのは、
① 短期間で終了する。
② 定型的処理になじみ、事務員に業務の大部分を丸投げできる。
③ 専門的知識が不要である。
④ 結果が予測できる。
⑤ 労力のわりに高額な弁護士報酬を期待できる。
という5条件を揃えた事件である。
この5条件を完璧に備えているのが過払い金返還事件である。あとは、多重債務処理事件、B型肝炎事件、簡易な交通事故事件、残業代請求がこの5条件を揃えているが、「賃料不払いを理由とした建物明渡事件」も、これに該当する。現に、「賃料不払いを理由とした建物明渡事件」で熱心に営業活動をする法律事務所は、我々の業界用語で「債務整理系」といわれる法律事務所で、主に「過払い」を経営の中心においている事務所である。

しかし、「賃料不払いを理由とした建物明渡事件」以外の不動産事件は、この「うまみのある事件」とは、縁遠い存在である。例えば、「正当事由に基づく建物明渡事件」は、同じ建物明渡事件でも、賃料不払い事件とは、質的に異なる高度なレベルが要求される。欠陥住宅問題も同じである。
これらの事件は
① 紛争が長期か先鋭化しやすい。
② 定型的処理ができず、事務員が関与できる部分は、「お茶くみ」と「コピー」である。
③ 相当高度な専門知識が要求される。
④ 結果が予測できない。
⑤ 多大な労力を要するのに、それに見合う弁護士報酬は期待できない。
という共通点がある。
そのため、これらの事件で事務所経営を支えようとすると、かなり大変である。
「経営能力のない弁護士は、市場から去れ」というのが、最近の日弁連の主流的意見だから、ますます尻込みしてしまうことになる。経営感覚の優れた弁護士ほど、「賃料不払いを理由とした建物明渡事件」以外の不動産事件は扱わないようになる。
自分が弁護士になったころは、不動産事件を重点的に扱う弁護士が非常に多かったが、いまは、少数になってしまった。
しかし、だからこそ、この分野に活路を見出す弁護士も、少数だが、いる。

訴訟事件は平成21年度に比べて平成25年度は4割近く減少している。一方、弁護士は激増している。若手弁護士は、大変だと思うが、「過払い金事件が減少した」と嘆きだくだけでなく、多くの弁護士が尻込みするこれらの案件を専門分野とすることで、弁護士としての将来に活路を見出してもらいたいと思う。


にほんブログ村 その他生活ブログ 不動産投資へ
にほんブログ村

図解で早わかり 借地借家 法
森公任 監修
http://www.sanshusha.co.jp/np/details.do?goods_id=3945
三修社  定価: 1,890円(本体:1,800円+税)
「賃貸借契約を締結すると、貸主と借主は長期間にわたってつき合うことになります。
長期の契約の間に貸主と借主との間でトラブルが生じてしまう可能性は決して低くありません。
本書は、借りる側、貸す側のどちらの立場からも必要となる借地借家法の基本事項を中心に解説しています。
賃貸借契約においてしばしばトラブルになりやすい、敷金・賃料・必要費・有益費といった金銭がらみの問題は、図表を使いながらわかりやすく説明しました。

「相続・遺言をめぐる法律と税金トラブル解決法129 」

森 公任 , 森元 みのり共同監修
1,944円(税込)1,800円(税抜) 三修社
「非嫡出子の相続分改正や
平成27年1月施行の相続税制改正など、最新の内容をわかりやすく解説! 相続の基本ルールから遺言、財産評価、遺産分割、 相続税・贈与税対策まで。法律・税金の重要事項、手続きを幅広く網羅」
【本書でとりあげる主なテーマ】
相続の基本ルール/遺産分割/遺言書の書き方/相続財産の評価/相続税・贈与税のしくみ/税金対策/相続問題をサポートする機関や相談先/公正証書作成/調停や審判の手続き/相続登記/申告手続き など「ケース別相続分早わかり」など、豊富な図解とQ&Aで相続問題を平易に解説!

「図解で早わかり 倒産法のしくみ」
森公任 森元みのり 共同監修
http://www.sanshusha.co.jp/np/details.do?goods_id=4054
(楽天ブックのベストセラーで、大学のテキストとしても広く利用されています)
定価: 1,890円(本体:1,800円+税)
「法的整理から私的整理まで、様々な倒産制度のしくみや実務上のポイントがわかる。
また、解散・清算、M&Aの知識まで倒産関連の知識を集約。
さらに、法人破産以外の個人民事再生や個人破産についてもフォローした一冊! 」
家賃滞納・建物明渡・欠陥住宅の相談は、不動産案件取扱件数トップレベルの森法律事務所へ
http://www.mori-law-office.com/fudousan/index.html
03-3553-5916

(以下の情報は、
http://www.idea-law.jp/sakano/blog/archives/2014/07/03.html
より引用させていただきました。)

全国で近時、最も(ワ)号事件(地方裁判所民事事件)が多かったのは平成21年度であるが、この年度の事件数の指数を100とすると、平成25年度(ワ)号事件の指数は、62.6である。全国的に、地裁民事事件が、40%弱減少しているということになる。
一方、弁護士は、平成21年度の弁護士数を100とすると、平成25年度は、130・0と増加している。
事件数が3分の2に激減しているのに弁護士は1,3倍になっているのだから、60歳以上の高齢弁護士や30歳未満の若手弁護士が事務所経営に苦戦するのは、やむを得ないだろう。40代から50代は、今のところ影響は壊滅的ではないが、その時期は近づいているように感ずる。

こういうこともあって最近の修習生は、東京や大阪を避けて、地方で開業するケースが増えている。
しかし、実際は、地方の方が厳しいようだ。
 指数のワースト10を以下に挙げる。
 1.青森地裁管内 26.8
 2.秋田地裁管内 30.1
 3.盛岡地裁管内 33.0
 4.福島地裁管内 34.9
 5.宮崎地裁管内 37.4
 6.佐賀地裁管内 37.9
 6.旭川地裁管内 37.9
 8.函館地裁管内 38.1
 9.松江地裁管内 38.4
 10.長崎地裁管内 40.1
これを見ると、弁護士過疎地域と言われる地方ほど、地裁民事事件が激減していることがわかる。青森は、たった4年間で地裁民事事件が4分の1に激減している。
一方、弁護士数は、これらの地域は、以下の通り激増している。
1.青森地裁管内 161.1
 2.秋田地裁管内 123.8
 3.盛岡地裁管内 135.6
 4.福島地裁管内 145.1
 5.宮崎地裁管内 143.0
 6.佐賀地裁管内 151.6
 6.旭川地裁管内 154.5
 8.函館地裁管内 141.2
 9.松江地裁管内 154.3
 10.長崎地裁管内 141.2
青森は、事件が4年間で4分の1に激減すると反面、弁護士は160%増である。
しかも、地方には、これといった企業法務も少ない。
これらの地域では、多くの弁護士業が経営困難に陥っているのではないかと心配している。

一方、東京はどうかというと、極端に二極分化がすすんでいる。特に債務整理系事務所の二極化が激しく、大手だったMIRAIOやITJは、今は弁護士数が5名程度だし、ベル・アクティブイノベーションは、弁護士は一人だけの事務所になった。
おなじ債務整理系でも、もともと1~3名程度だった事務所は、廃業に追い込まれている事務所が多く、中には、倒産する弁護士事務所も、出てきている。
ライブドアニュース(http://news.livedoor.com/article/detail/9000477/)によると
「弁護士法人フォーリーフ法律事務所は6月25日、東京地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には内藤平弁護士が選任された。
 負債総額は債権者約360名に対し約7800万円。
 弁護士法人の倒産は弁護士法人ユニヴァーサル法律事務所(TSR企業コード:297363395、新宿区、25年1月破産)に次いで5例目。
 債務整理を専門とする弁護士事務所。社員の駒場豊弁護士が平成25年7月11日に日本弁護士連合会より業務停止の懲戒処分を受け、同日に社員の欠亡により解散となった。そのため、残務整理を選任された弁護士が清算人となって当法人の事後処理を進めてきたが、相談者からの預り金を事務所経費に流用するなどの管理不徹底で債務超過状態にあることが判明し、今回の措置となった。 なお、債権者の大半は相談者で、ほかに従業員やリース業者などが含まれている。」
まだ、一部の債務整理系事務所は頑張っているが、はたして、何時まで続くだろうか。
にほんブログ村 その他生活ブログ 不動産投資へ
にほんブログ村
図解で早わかり 借地借家 法
森公任 監修

http://www.sanshusha.co.jp/np/details.do?goods_id=3945
三修社  定価: 1,890円(本体:1,800円+税)
「賃貸借契約を締結すると、貸主と借主は長期間にわたってつき合うことになります。
長期の契約の間に貸主と借主との間でトラブルが生じてしまう可能性は決して低くありません。
本書は、借りる側、貸す側のどちらの立場からも必要となる借地借家法の基本事項を中心に解説しています。
賃貸借契約においてしばしばトラブルになりやすい、敷金・賃料・必要費・有益費といった金銭がらみの問題は、図表を使いながらわかりやすく説明しました。

「図解で早わかり 倒産法のしくみ」

森公任 森元みのり 共同監修
http://www.sanshusha.co.jp/np/details.do?goods_id=4054

定価: 1,890円(本体:1,800円+税)
「法的整理から私的整理まで、様々な倒産制度のしくみや実務上のポイントがわかる。
また、解散・清算、M&Aの知識まで倒産関連の知識を集約。
さらに、法人破産以外の個人民事再生や個人破産についてもフォローした一冊! 」


「最新 図解で早わかり
改正対応! 相続・贈与の法律と税金」

森公任 ・ 森元みのり 共同監修

http://www.sanshusha.co.jp/np/details.do?goods_id=3992

三修社  定価: 1,890円(本体:1,800円+税)
「本書では、相続分や遺産分割、遺言など相続のしくみについて詳細に解説するとともに、相続税や贈与税のしくみ、教育資金の一括贈与に伴う贈与税の改正など平成25年度の税制改正についてわかりやすく解説しています。
さらに遺言書や相続手続きにそのまま利用できる書式なども掲載し、相続手続きをスムーズに進めることができるよう工夫しました。」




家賃滞納・建物明渡・欠陥住宅の相談は、不動産案件取扱件数トップレベルの森法律事務所へ
http://www.mori-law-office.com/fudousan/index.html
03-3553-5916


住宅紛争審査委員をしている関係で、今年から始まった弁護士会の住宅専門相談の担当を命じられた。ただ、最近の弁護士会の法律相談は、前日に弁護士会から「相談申込者ゼロだから、明日は来なくて良いです」という電話が頻繁にあると聞いていたので、自分は、相談担当日をキャンセルし、別の弁護士に担当してもらうことにした。
とてもじゃないが、相談があるかないか、あってもせいぜい一日一件の相談のために、予定を半日開けておく時間的余裕はないからだ。
あんのじょう、相談担当をキャンセルして正解だった。交代で担当になった弁護士からは、前日、弁護士会から「相談希望者ゼロだから、来なくて良い」という例の電話があったという。

住宅相談に限らず、最近、弁護士会の法律相談は閑古鳥が鳴いている。反面、法テラスの無料相談は伸びている。この二つを合わせると、相談件数は、ほぼ横這いだそうだ。
早い話が、弁護士会の有料相談は、法テラスの無料相談に食われているのだ。

なぜだろう?なぜ法テラスに持っていかれるのだろう?

実は、弁護士会の法律相談に致命的な問題がある。それは、誰が相談担当弁護士になるのかわからないということだ。
弁護士会の法律相談は、弁護士なら、希望すれば誰でもなれる。専門相談でさえも、そうだ。つまり、あたりはずれが大きい。相談希望者は、その点を見抜いている。実際、うちの事務所に相談に来た人の中で、その前に弁護士会の相談に行ったことのある人がときおりいるが、そこでの弁護士のアドバイスを聞かされて、あきれることが時折ある。
こういう現実が、「法テラスや弁護士会の法律相談は、食えない二流弁護士が担当している。」という都市伝説を産み出し、弁護士会の相談の減少をもたらしていることも確かだ。

ただ、商売は下手でも、極めて優秀な弁護士も多数おり、そういう弁護士が弁護士会の法律相談を少なからず担当しているから、「法テラスや弁護士会の法律相談はレベルが低い」というのは完全に間違えている。ただ、弁護士会に法律相談を申し込んでも、そういう素晴らしい弁護士にあたるか、テキトーな答えしかしない弁護士にあたるかわからない。そもそも、自分の相談に対する回答が、素晴らしい回答か、テキトーな回答なのかも、わからない。
こういう不安感が、弁護士会の有料相談の減少をもたらしているのだ。

一方、法テラスの相談なら無料。無料ならば、はずれてもともと。相談できる弁護士を選べなくても、かまわない。

今は、昔のように弁護士が顧客を選ぶ時代ではない。顧客が弁護士を選ぶ時代だ。金を払っても、相談担当弁護士を選べない弁護士会の有料法律相談は、重大な岐路に立たされている。

にほんブログ村 その他生活ブログ 不動産投資へ
にほんブログ村


カレンダー

06 2020/07 08
S M T W T F S
2 3 4
5 6 7 8 9 10
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

フリーエリア

最新CM

[01/23 サイズ]

最新TB

プロフィール

HN:
森 公任
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

P R

アクセス解析

| HOME Next >>
Copyright ©  -- 弁護士日記と不動産 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Material by もずねこ / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]