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建物明渡・欠陥住宅不動産弁護士+知財

不動産投資歴30年の弁護士が、不動産投資や管理のコツ、賃料滞納による建物明渡について、日々の雑感を綴ります。時々、脱線して、カメラや相撲に話題がとびます。

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大屋稼業にとって、一番切実な問題は家賃滞納である。これは、大屋業を営む上でどうしても直面する問題である。
ただ、自分の経験から言わせると、家賃滞納が起きる物件というのは一つの特徴があるように思う。ただし、これは、自分の見解であって、正しいかどうかは分からない。

さて、通帳を見ると、借家人Aは、また今月も払ってこない。不動産屋に確認すると、「いやー、社長、われわれも催促しているんですがねぇ」という曖昧な、しかし、やる気がない返事が返ってくる。
アナタは、不動産屋に賃料の支払いを催促するように頼む。しかし、アナタにとっては、死活的に貴重な収入源でも、不動産屋からすれば、管理物件でもない限り、所詮は、たまに仲介手数料が入る程度の顧客。真剣に催促などしない。
弁護士のところにいけば、とんでもない料金が請求されるのではないか心配するアナタは、本を読んだり、ネットを検索したりして、何か方策はないかと検討するが、その方策が見つかることはない。

大屋さんの気持ちはわかるが、まず、確認すべきは、家賃滞納に原因はないかと調査することである。実は、物件に不具合があり、そのため、店子が怒って家賃の支払いを拒否しているケースが、かなりあるのだ。
アナタは、「それなら、不動産屋が教えてくれるはずだ」と思うかもしれない。しかし、必ずしも、そうとは限らないのだ。

自分は、ある仲介専門の不動産屋の仕事をしていて、よく家賃滞納の相談を受けていた。不動産屋から、滞納があると、その催促や明け渡し訴訟を依頼される。相談してくるのは、その物件の担当者ではなく、会社の社長か専務である。
で、必ず、「その物件の担当者にもう一度事情を聞いてください」と質問を投げ返す。すると「この前の件、水道漏れがあって家賃の支払いを拒否していた」等、店子が、それなりの理由があって支払いを拒否しているケースがかなりあった。
アナタは、それなら、何で物件担当社員が、その旨を報告しないのだ、と思うだろう。確かにきちんと対応する社員もいる。しかし、必ずしも、そういう社員ばかりではない。店子がクレームをつけても、そのクレームを放置し、「催促しても支払わない」という報告しかしない社員もいるのだ。「自分の業務は、入居者をつけるだけ」と割り切り、それ以外の業務は一切しない。

入居者からすれば、仲介業者にクレームを伝えたから、当然、そのクレームは、大屋さんに伝わり、大屋さんと仲介業者さんで、真剣に検討してくれるだろうと思い込む。
一方、大屋さんは、仲介業者さんから、何の連絡もないから、店子は理由もなく家賃支払いを拒否していると思い込む。
仲に入った仲介業者、とくに現場の担当者は、「おれは、客をつけるだけが仕事なんだ。便利屋じゃないよ。忙しいんだ。クレーム処理も任せるなら、別料金くれよ」となる。

管理物件でも、似たような現象があるが、斡旋だけを依頼している大屋さんは、あまり不動産屋には期待しないことだ。賃料不払いがあったら、自ら店子に連絡して事情を聴いた方がよい。

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