ニャラリーガルはなちゃんのひねもすのたり日記
森法律事務所のトップに君臨するニャラリーガルハナちゃんとハナちゃんに従える下僕所長、それぞれの、ひねもすのたりのたりの日々を送ります。このブログで、社会に何かを発信しているわけではありません。
家賃滞納・建物明渡・欠陥住宅の相談は、不動産案件取扱件数トップレベルの森法律事務所へ
http://www.mori-law-office.com/fudousan/index.html
03-3553-5916
家を購入した、あるいは建築してもらった、ところが建物が傾いたとか、雨漏りがするとかというトラブルは、結構、身近にあります。
そういう欠陥住宅に関する紛争を処理するADRとして、各弁護士会に住宅紛争処理委員会があり、自分も、その委員の一人に就任させていただいております。
住宅紛争処理委員会委員の研修として、毎年、何回か研修があり、結構、勉強になります。
大がかりな研修は、毎年、年末に、大手町サンケイホールで行われています。昨日もその研修が行われました。毎年、年末になると、同じ場所で行われるだけに、自分にとっては、年末の風物詩みたいなものです。これに参加すると「ああ、今年も、もうすぐ終わりだなぁ」と妙な感慨にふけったりします。
参加弁護士は、東京だけでなく、なんと全国から来ます。1時半から5時までの研修ですから、休憩時間を含めて、正味、3時間半。それだけのために遠路はるばる上京してくるのですから、弁護士って、やっぱり勉強するのが好きな人種なんですね。
内容は、ともかく濃い。
まず、建築学の研修は、「基礎」に関する工法等、色々な建築知識。つづいて、住宅紛争処理制度の概要、それから重要判例、最後に全国での相談事例や紛争処理委員会での調停成立までのケース分析。
これだけの内容を3時間半というのは、土台無理。テキストの一部を説明し、あとは自分で読んでください、という「つまみ食い形式」にならざるをえません。
それでも、結構、面白かったです。
そのなかで一番印象に残ったのが、ネットに氾濫している、欠陥住追及を問題にするNPO団体。
このNPO団体が、結構、あちこちでトラブルを引き起こしているんですね。どういうトラブルかというと、たいした欠陥でもないのに大騒ぎし、「建て替えが必要だ」なんて診断書をオーナーに提出する。オーナーは、それを見て、紛争処理委員会に申し立てをする。紛争処理委員会は、一見して、「何の問題もない」と見抜くんだけど、その怪しげなNPOを信頼している消費者は、欠陥だ、建て替えだと騒ぐわけです。
こういうNPOが絡んできたら、業者も大変だけど、消費者も、無用な心配をさせられるわけで、何ともいえませんね。
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追伸
是非、ご購入ください。
最新版
図解で早わかり 借地借家 法
森公任 監修
http://www.sanshusha.co.jp/np/details.do?goods_id=3945
三修社 定価: 1,890円(本体:1,800円+税)
「賃貸借契約を締結すると、貸主と借主は長期間にわたってつき合うことになります。
長期の契約の間に貸主と借主との間でトラブルが生じてしまう可能性は決して低くありません。
本書は、借りる側、貸す側のどちらの立場からも必要となる借地借家法の基本事項を中心に解説しています。
賃貸借契約においてしばしばトラブルになりやすい、敷金・賃料・必要費・有益費といった金銭がらみの問題は、図表を使いながらわかりやすく説明しました
「最新 図解で早わかり
改正対応! 相続・贈与の法律と税金」
森公任 ・ 森元みのり 監修
http://www.sanshusha.co.jp/np/details.do?goods_id=3992
三修社 定価: 1,890円(本体:1,800円+税)
「本書では、相続分や遺産分割、遺言など相続のしくみについて詳細に解説するとともに、相続税や贈与税のしくみ、教育資金の一括贈与に伴う贈与税の改正など平成25年度の税制改正についてわかりやすく解説しています。
さらに遺言書や相続手続きにそのまま利用できる書式なども掲載し、相続手続きをスムーズに進めることができるよう工夫しました。」
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それでも、結構、面白かったです。
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