ニャラリーガルはなちゃんのひねもすのたり日記
森法律事務所のトップに君臨するニャラリーガルハナちゃんとハナちゃんに従える下僕所長、それぞれの、ひねもすのたりのたりの日々を送ります。このブログで、社会に何かを発信しているわけではありません。
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賃貸、売買、そのほか不動産に関するご相談を承っております。中小企業法務、著作権の相談も承っております。不動産業者さん、中小企業のオーナーさん、クリエイターの方、何時でもお電話ください。
年末、友人と下田→南伊豆と旅行に行ってきました。いつも同じ電車に乗り、いつも同じレンタカーを借り、いつも同じコースをまわってきます。しかし、それでも、毎年、何か一つ新しいことを付け加えますが、今年は、下田のペリーロードに行ってきました。
そこで生じた疑問
ペリーって浦賀に来たけど下田に来たの?
早速、家にかえって最近の座右の書「いっきに学び直す日本史」を開いてみました。
そこには、こう書いてあります。
1846年(ビッドル軍艦2隻)
「1846年には、ビッドルを日本に派遣し、開国を要求させた」
「東インド司令官ビッドルは、政府の命を受け、軍艦2隻を率いて浦賀に来航したが、幕府に拒絶されると、本国でメキシコとの戦争が始まったこともあって、ただちに退去した」
つまり、黒船を率いて最初に日本に来たのは、ペリーではなくビッドルだったんですね。その割に、この方、日本では、存在感がいまいちです。
この次に来るのが、いよいよペリーです。
1853年6月(ペリー 軍艦4隻 強硬)
「アメリカ大統領フィルモアは、武力を誇示してでも日本を開国させようとし、ペリーを東インド艦隊司令長官に任命して日本に派遣した。1853年6月、ペリーは軍艦4隻を率いて浦賀に来航し、強硬に大統領国書の受理と開国を要求した。そのためやむなく久里浜(浦賀の南方)で国書を受理し、翌年返書を与えることを約して、ペリーを退去させた」
1854年1月(ペリー 軍艦7隻 はるかに強硬)
「1854年1月、ペリーは軍艦7隻を率いて、再び浦賀に来航した。ペリーの態度は前年よりもはるかに強硬で、神奈川県沖にまで軍隊をすすめた。幕府もその威力に屈して、3月、ついに方針をかえ、日米和親条約を締結した。」
1854年3月 日米和親条約を締結
こうしてついに日米和親条約を締結したのですが、内容は以下の通り。
日米和親条約の要旨は以下の通り。
「(1)下田・函館の両港を開き、薪水・食料・石炭などの欠乏品を供給する。
(2)アメリカ難破船員及び積荷を扶助・優待する。
(3)下田に領事を置く。
(4)片務的な最恵国待遇をアメリカに与える」
1856年 ハリス着任
「日米和親条に基づいて1856年にハリスが総領事として下田に着任した」
1858年6月19日 日米修好通商条約
「1858年6月19日、ハリスと井上清直・岩瀬忠震との間に調印。全14条。」
この中で日本を最後まで苦しめたのが治外法権と関税自主権の喪失です。
「(4)関税は協定で定める (関税自主権の喪失) 。
(5)領事の裁判権を認める(治外法権)。」
そのほか、国内での移動の自由、大阪等の開港なども盛り込まれました。
今、下田は、黒船を模した遊覧船クルーズをしたり、ペリーロードを作ったり、「ペリーの街」として売り出していますが、下田に来たのはハリスです。下田は、ハリスの街です。ただ、ハリスって、インパクトがいまいちで、そこでペリーの街として売り出したんでしょう。
このペリーロード、なかなか風情があっていいところでした。下の写真は、そのペリーロードで。見上げると、なぜかワンちゃんがまったりとしていました。

そのあとは、南伊豆のいつもの宿にいきました。
下の写真は、翌朝の光景。ここは、以前は猫がたくさんいたんですが、いまはほとんどいません。都内と同じような現象が起きているようです。

ただ、別の場所で猫ちゃんを見ました。また、今年の年末旅行で会えるといいですね。



それでは、皆さん、今年一年、頑張りましょう。
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長期の契約の間に貸主と借主との間でトラブルが生じてしまう可能性は決して低くありません。
本書は、借りる側、貸す側のどちらの立場からも必要となる借地借家法の基本事項を中心に解説しています。
賃貸借契約においてしばしばトラブルになりやすい、敷金・賃料・必要費・有益費といった金銭がらみの問題は、図表を使いながらわかりやすく説明しました。
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「1846年には、ビッドルを日本に派遣し、開国を要求させた」
「東インド司令官ビッドルは、政府の命を受け、軍艦2隻を率いて浦賀に来航したが、幕府に拒絶されると、本国でメキシコとの戦争が始まったこともあって、ただちに退去した」
つまり、黒船を率いて最初に日本に来たのは、ペリーではなくビッドルだったんですね。その割に、この方、日本では、存在感がいまいちです。
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1854年3月 日米和親条約を締結
こうしてついに日米和親条約を締結したのですが、内容は以下の通り。
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(2)アメリカ難破船員及び積荷を扶助・優待する。
(3)下田に領事を置く。
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「(4)関税は協定で定める (関税自主権の喪失) 。
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【第1部】見開き構成で契約実務の基本事項46項目を平易に解説。
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定価: 1,944円(本体:1,800円+税)
発行日: 2016/02/10。
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