ニャラリーガルはなちゃんのひねもすのたり日記
森法律事務所のトップに君臨するニャラリーガルハナちゃんとハナちゃんに従える下僕所長、それぞれの、ひねもすのたりのたりの日々を送ります。このブログで、社会に何かを発信しているわけではありません。
家賃滞納・建物明渡の相談は、不動産案件取扱件数トップレベルの森法律事務所へ
http://www.mori-law-office.com/fudousan/index.html
競売物件を調べるとわかるが、やたらと、アパートの競売物件が多い。かっては、アパートオーナーは殿様商売で、「子供が産まれたら家を出て行け」とか「女の一人住まいはお断りだ」とか、今なら、人権侵害とも言えそうな大家の横暴が、平気でまかり通った。
しかし、今は、アパートが供給過剰の時代。「入居させてやる」という立場から「入居してください」という立場に転落してしまった。
供給過剰の原因は、建築会社が地主に営業攻勢をかけ、需給関係を無視して、どんどんアパートを建てさせたことである。
現在は、完全に供給過剰の時代になった。人口は減り続けるのに、アパートは、どんどん建築されていくのだから、けだし、当然である。
自分の手持ち物件のうち、都心であり、交通至便な場所にある物件でも不動産屋は、競争上、ゼロゼロ物件にしないと入居者を募集するのは難しいと言われた。
しかし、アパート建築というのは、建築会社にとって非常に旨みのある仕事だから、供給過多とわかっていても、無理やり建てさせているのが現状だ。相手の多くは、地主とはいえ、悠々自適の方が多いから、[30年家賃保証]なんて詐欺まがいの営業をかければ、ころりとまいってしまう。
かくて、建築会社の口車に乗せられ、需要も調査せず、家賃相場も無視し、通常の坪単価の倍近い値段で建てさせられたアパートは、6年を過ぎたあたりから空き室が目立ち始め、近隣に競争相手の新築アパートが建ち始めると値段を下げても入居者がうまらなくなり、10年目あたりでローンの支払いが行き詰まり、ついには競売となって、先祖伝来の土地を失ってしまうのである。
それじゃあ、そういうアパートの競売物件を落札したら、いいじゃないか、競売物件なら、時価の7掛けで手に入るはずだ、と考える人もいるだろう。
しかし、競売物件も、手頃な値段の物件は、意外と末端価格と大差ないのだ。
これから大家業を始めようとする人は、このあたりの厳しい現実をわきまえる必要がある。
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しかし、今は、アパートが供給過剰の時代。「入居させてやる」という立場から「入居してください」という立場に転落してしまった。
供給過剰の原因は、建築会社が地主に営業攻勢をかけ、需給関係を無視して、どんどんアパートを建てさせたことである。
現在は、完全に供給過剰の時代になった。人口は減り続けるのに、アパートは、どんどん建築されていくのだから、けだし、当然である。
自分の手持ち物件のうち、都心であり、交通至便な場所にある物件でも不動産屋は、競争上、ゼロゼロ物件にしないと入居者を募集するのは難しいと言われた。
しかし、アパート建築というのは、建築会社にとって非常に旨みのある仕事だから、供給過多とわかっていても、無理やり建てさせているのが現状だ。相手の多くは、地主とはいえ、悠々自適の方が多いから、[30年家賃保証]なんて詐欺まがいの営業をかければ、ころりとまいってしまう。
かくて、建築会社の口車に乗せられ、需要も調査せず、家賃相場も無視し、通常の坪単価の倍近い値段で建てさせられたアパートは、6年を過ぎたあたりから空き室が目立ち始め、近隣に競争相手の新築アパートが建ち始めると値段を下げても入居者がうまらなくなり、10年目あたりでローンの支払いが行き詰まり、ついには競売となって、先祖伝来の土地を失ってしまうのである。
それじゃあ、そういうアパートの競売物件を落札したら、いいじゃないか、競売物件なら、時価の7掛けで手に入るはずだ、と考える人もいるだろう。
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これから大家業を始めようとする人は、このあたりの厳しい現実をわきまえる必要がある。
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