ニャラリーガルはなちゃんのひねもすのたり日記

森法律事務所のトップに君臨するニャラリーガルハナちゃんとハナちゃんに従える下僕所長、それぞれの、ひねもすのたりのたりの日々を送ります。このブログで、社会に何かを発信しているわけではありません。

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2023/10/21 (Sat)

人権公演会

【今週のハナちゃん・ジロちゃん】

　　オマケ　東博の猫

【人権公演会】
都内某小学校で保護者の方を対象に、人権講演会を開催しました。テーマは教育虐待。
ご覧のように立派な看板を出してただき、ありがたいい話です。
9月から12月にかけて、人権教室3件、公演1件。人生最後のご奉公として頑張ります。

【東博東洋美術館】
東博の東洋美術館には、日本美術の源流となった中国・インド・中近東の美術の傑作が並んでいます。日本人は、つい西洋美術と対比して考えがちですが、日本文化の源流は、ヨーロッパではなく、中国・インドです。
仏教は、ヒンズー教の親戚です。

【東博　法隆寺館】

森・森元による森法律事務所のビジネス関連書籍のご案内
1,不動産・建築
（１）「図解で早わかり借地借家法」
森公任監修
http://www.sanshusha.co.jp/np/details.do?goods_id=3945
三修社　　定価： 1,890円（本体：1,800円＋税）
（２）すぐに役立つ　最新建築基準法と私道・境界・日照権の法律とトラブル解決法
森公任・森元みのり共同監修
https://www.sanshusha.co.jp/np/isbn/9784384048261/
（３）「重要用語＆図解民法改正で変わる！最新契約実務基本法律用語辞典」
森公任・森元みのり共同監修
http://www.sanshusha.co.jp/np/details.do?goods_id=4413
（４）「図解最新不動産契約基本法律用語辞典」
http://www.sanshusha.co.jp/np/details.do?goods_id=4240
森公任・森元みのり共同監修。
（5）すぐに役立つ　入門図解　最新マンション管理の法律と実務」
https://www.sanshusha.co.jp/np/isbn/9784384048698/
森公任・森元みのり監修
定価： 1,980円 (本体：1,800円＋税）

２、民事一般
（１）改正対応! 民法のしくみと手続き (図解で早わかり)
森公任・森元みのり監修 https://www.sanshusha.co.jp/np/isbn/9784384048452/
三修社
（２）「重要事項＆用語　図解　トラブル解決に役立つ
最新　民事訴訟・執行・保全　基本法律用語辞典」
森公任・森元みのり監修
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（３）「すぐに役立つ　債権回収から継続取引、遺言、信託まで　改正対応公正証書のしくみと実践書式集」
森公任・森元みのり監修
https://www.sanshusha.co.jp/np/isbn/9784384048599/
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（４）「すぐに役立つ　債権回収から継続取引、遺言、信託まで　改正対応公正証書のしくみと実践書式集」
森公任・森元みのり監修
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（５）「契約知識から下請法まで最新請負・業務委託・副業をめぐる法律と実務書式 (事業者必携)」
森公任・森元みのり監修
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（６）「すぐに役立つ　泣き寝入り無用！職場のトラブルをめぐる法律問題と実践解決書式」
https://www.sanshusha.co.jp/np/isbn/9784384048711/
森公任・森元みのり監修
（７）「図解で早わかり　最新インターネットの法律とトラブル対策」
森公任・森元みのり監修
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（８）「すぐに役立つ電子商取引から削除請求まで図解とQ&Aでわかる最新ネットトラブルをめぐる法律とトラブル解決法」
森公任・森元みのり監修
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三修社
3、知財
森・森元による
「すぐに役立つ　改正対応　著作権・コンテンツビジネスの法律とトラブル解決マニュアル」
https://www.sanshusha.co.jp/np/isbn/9784384047981/
4、企業法務
（１）森・森元による
「入門図解最新中小企業のための会社法務の法律常識と実務ポイント (事業者必携)」
http://www.sanshusha.co.jp/np/details.do?goods_id=4438
（２）森・森元による
図解とQ&Aでわかる最新特定商取引法と消費者取引の法律問題トラブル解決法 (すぐに役立つ)
https://www.sanshusha.co.jp/np/isbn/9784384048308/
（３）森・森元による
図解　最新　契約の基本と実務がわかる事典
https://www.sanshusha.co.jp/np/isbn/9784384048353/
（４）森・森元による
「図解で早わかり　働き方改革法、会社法改正に対応！　最新会社法務の基本と実務」
https://www.sanshusha.co.jp/np/isbn/9784384048391/
（５）森・森元による
「図解で早わかり　改正法対応！　最新会社法のしくみと手続き」
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（６）森・森元による

「図解で早わかり　改正対応！株主総会のしくみと手続き」
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5、その他

（１）のらねこ物語 （写真集）

書籍 ▲Top

2023/10/14 (Sat)

謎の荒神谷遺跡

【今週のハナちゃん】

【出雲市の夜】
ホテルから見た出雲市の夜。このとき、まだ午後8時頃でした。

【荒神谷遺跡】
日本史の教科書に必ず載っている荒神谷遺跡。
この荒神谷遺跡は、それまでの古代史の常識をくつがえすような発見がありました。
　　大量の銅剣
遺跡の南側に『三宝荒神』が祭られている事から荒神谷遺跡と命名され、翌昭和59年、谷あいの斜面を発掘調査したところ、358本の銅剣(どうけん)が出土しました。それまで全国で発掘された銅剣は全部で300本。一か所から、全国の銅剣数を上回る銅剣が発掘されました。
下の写真は、その大量の銅剣が発見された時の様子を復元してあるもの。

　
下の写真、島根県立古代出雲歴史博物館に展示してある358本の銅剣。上に陳列してあるのが、当時の様子を復元したレプリカ。赤銅色に輝いています。下は、発見された状態で緑色に錆びた銅剣。これは、本物。

　　銅矛と銅鐸が同一の場所から発見
また同時に銅鐸6個と銅矛16本も発見。それまでの歴史学の常識では、当時の日本は、銅鐸文化圏(関西）と銅矛文化圏(九州）に分かれていたため、銅鐸と銅矛が同じ場所から同時に発見されることはありえないとされていました。
下の写真左、銅鐸。右、当時の銅鐸は、このように赤銅色に輝いていました。

荒神谷遺跡は、昔、親友２人と来たところです。今は、2人の親友と旅行することはできなくなりましたが、荒神谷遺跡公園を歩いていると、三人でワイワイいいながら、遺跡を歩いた当時が思い出されました。当時は、みんな元気でした。

森・森元による森法律事務所のビジネス関連書籍のご案内
1,不動産・建築
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森公任・森元みのり監修
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三修社
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5、その他

（１）のらねこ物語 （写真集）

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2023/10/07 (Sat)

出雲国

【今週のハナちゃん】

【出雲古代史】
せんだって連休を利用して出雲に行ってきました。ヤマトが倭国の派遣を握るまで、倭国は、北九州の筑紫、岡山近辺の吉備国、島根あたりの出雲国が勢力をもっていました。
吉備国は、新興勢力のヤマトにヨイショし、ヤマトが派遣を握ったのちも一大勢力でしたが、出雲は、新参者のヤマトに公然と反抗し、結局は、勢力を喪失したようです。
これが出雲の国譲り物語になったのではないかと考えています。
【今週の食べ物　出雲そば】
ただ、東京から出雲は、ともかく遠い。出雲縁結び空港からバスに乗り出雲市に着きましたが、出雲大社行きバスの発車時刻まで時間があったので、駅構内の蕎麦屋で名物「出雲そば」を食べました。下の写真が、その出雲そば。蕎麦の香りが強くおいしかったですが、食べているのはよそ者ばかり。地元の人は、もっぱらスサノオラーメン食べていました。

【出雲大社】
そのあとバスで出雲大社へ。下の写真左、ビッグサイズの(朱色ではない)純白の鳥居が道路にデーンとたっていて、両側にはお店がいっぱい。写真中央、出雲大社に行く参道。参道の幅もビッグサイズですね。写真右、出雲大社。しめ縄も、やはりビッグサイズ。

出雲大社自体、他の神社に比べ、ビッグサイズ。高さは、現在でも２４メートルあり、我が国№１。かっては98ｍもあったとされています。下の写真は、隣接する出雲博物館に飾られていた模型。記紀にそのような記載があり、かってはデタラメと思われていましたが、大きな三本柱が発掘されたことから、少なくとも、建築当初は98ｍくらいはあったようです。ヤマトのできる前の古代に、そんな建物があったなんて、我が国の木造建築技術は、当時は、世界ダントツでした。

ここには、10年ほど前、親友2名と来たことがあります。うち一人は古代史大好きで、古墳とか、○○跡地とか、ともかく詳しかったですね。残念ながら、もう一緒に旅行することはできなくなりましたが、50年来の親友だっただけに、いつも一緒に旅行しているような気になります。

森・森元による森法律事務所のビジネス関連書籍のご案内
1,不動産・建築
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森公任監修
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森公任・森元みのり監修
定価： 1,980円 (本体：1,800円＋税）

２、民事一般
（１）改正対応! 民法のしくみと手続き (図解で早わかり)
森公任・森元みのり監修 https://www.sanshusha.co.jp/np/isbn/9784384048452/
三修社
（２）「重要事項＆用語　図解　トラブル解決に役立つ
最新　民事訴訟・執行・保全　基本法律用語辞典」
森公任・森元みのり監修
http://www.sanshusha.co.jp/np/details.do?goods_id=4313
三修社
（３）「すぐに役立つ　債権回収から継続取引、遺言、信託まで　改正対応公正証書のしくみと実践書式集」
森公任・森元みのり監修
https://www.sanshusha.co.jp/np/isbn/9784384048599/
三修社
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森公任・森元みのり監修
https://www.sanshusha.co.jp/np/isbn/9784384048599/
（５）「契約知識から下請法まで最新請負・業務委託・副業をめぐる法律と実務書式 (事業者必携)」
森公任・森元みのり監修
https://www.sanshusha.co.jp/np/isbn/9784384048636/
（６）「すぐに役立つ　泣き寝入り無用！職場のトラブルをめぐる法律問題と実践解決書式」
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森・森元による
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5、その他

（１）のらねこ物語 （写真集）

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2023/09/30 (Sat)

東博仏像巡り

【今週のハナちゃん】
朝顔の葉が枯れてきました。撮影したこのときは、まだ緑の葉がありましたが、今は、もうありません。

【東博の仏像】銀仏
仏教は、本来、明るく何でもありのヒンズー教の兄弟宗教ですが、やたらとカラフルなヒンズー教の像と異なり、いかにも日本的です。
仏像は、本来は金色に輝いているものですが、金があれが銀の仏もあるはず。実際、平安時代は、銀仏はかなり作られたとか。ただ、銀の上に金メッキするそうです。オリンピックの金メダルと同じですね。

下の仏像右は、飛鳥時代の十一面観音菩薩立像。頭上の１０面と顔の一面、あわせて１１面です。

下の写真は、人形装飾付異形注口土器。北海道北斗市茂辺地出土です。縄文時代後期で、ＢＣ２０００～１０００．今から4000年前ですが、ハイレベルですね

下の写真は、土偶系容器。頭部が開き脚の表現がない人型容器。長野県で上田市で出土したもので弥生時代ＢＣ４～３といわれています。

江戸時代の作。

「図解で早わかり　改正対応！株主総会のしくみと手続き」
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5、その他

（１）のらねこ物語 （写真集）

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2023/09/23 (Sat)

平安時代の猫・江戸時代の猫

【平安時代の猫】
歴博の平安時代のコーナーに展示してある「猫」。平安当時の復元建物にさりげなく置いてあります。学芸員というと、なんとなく、俗世間から離れ、朝から晩まで研究に打ちこむ超堅物というイメージがありますが、猫ちゃんをさりげなく配置し、結構、お茶目です。特に、稲に飛びつく猫の動作、岩合さんの写真以上に迫力あります。

【江戸時代の猫】
こちらは、東博の猫。左と中央の猫は浮世絵（確か歌川国芳？）に書かれ、右は源氏物語絵巻の一コマです。左の絵の猫ちゃん部分を拡大したのが、中央の絵です。

【古代の金・銀・銅】
歴博で。「漢委奴国王印（かんのわのなのこくおういん）」は日本史の教科書に載っているので、皆さん、ご存知です。下の写真のうち、一番左が、その金印のレプリカです。
文書行政が古来から発達した中国では、その文書の真正さを保つためには印が必須でした。中国皇帝は、威信財として、属国の王や、地方の長官に、その印を授けました。印は２センチ強と小さく、こんな小さな印に、よくあれだけ精巧な字を刻んだものだと感心します。
実は、このほかにも、銀印･銅印があります。写真は、その金印・銀印・銅印を並べたもので、もちろん、レプリカです。
中国の皇帝は、玉印を使います。古来、東アジアでは、最高位の貴石は、ダイヤでもなく金でもなく、玉、つまりヒスイとかきれいな石を磨いたものです。

玉・金・銀・銅が序列です。現代の我々の感覚からすると、？です。いくらきれいな石でも、しょせん石は石、なんで金の上に来るのか？（そういえば将棋でも、玉は金銀を控えています）。

授けるときは、印綬として、つまり紐をつけて渡します。これも、序列が決まっていて、

皇帝が多色(六色))で、続いて萌葱色(もえぎいろ：綟)、紫、青、黒、黄の順です。奴国の王様が中国皇帝からもらったのは、金印紫綬ですから、紐の色は、紫だったのでしょう。
卑弥呼を記載した魏志倭人伝にも、この印綬の記載があり、卑弥呼は金印紫綬、卑弥呼の部下たちは、銀印青綬だったと記憶しています。

【銅鏡・銅鐸】
歴博で。下の写真は、「三角縁神獣鏡」で有名な銅鏡。威信財として、当時の権力者に重宝されました。教科書や博物館で見ると、緑青という青緑色に錆びていますが、当時は、下の写真のように、銀色に輝いていました。銅が、なんで、こんな色になるのかわかりませんが、竪穴住居に暮らしていた人々は、度肝を抜かれたでしょう。
これで鏡の役割を果たせたのかと考えてしまいますが、実は、これは鏡の裏面。表面は、ピカピカに磨き上げられています。

下の写真は、歴博で。銅鐸。これも教科書には青緑色に錆びたものしか載っていませんが、実際は、赤銅色、というか金色に近いような輝きをしていました。朝鮮半島から伝わったものですが、わが区の銅鐸は、半島のそれとは似て非なるもの。大きさが全然違い、何十倍も大きいのが日本の銅鐸の特徴です。威信財として利用したので、お互いに、俺の銅鐸のほうが大きいい（だから俺のほうが偉い）と互いに競い合い、だんだん大きくなったのでしょう。鳴らしてみると、カーンという甲高い音がします。こういう音を、金属音を聞きなれない当時の人が聞いたら、びっくりしてひれ伏したはず。